家庭医プライマリ・ケア医入門 ー地域で求められる医師をめざしてー
家庭医療学研究会編、プリメド社 2001年初版
この本は、いわば家庭医の開業マニュアルといったものです。著者は診療・教育・研究にバリバリ現役の、若手(自称を含む)家庭医たちです。
これまでの類書(主に開業コンサルタント会社がかかわっていた。)と比べると、家庭医自身の視点から書かれているところが大きな特色です。私の知るかぎり、家庭医自らが書いたものは本書が初めてだと思います。
私が執筆した部分は、「日常診療のポイント」、「患者のためのアメニテイー」とコラム2題(医師自身のプライベート時間の確保、医師のこだわりアメニテイー)です。
家庭医として開業を考えていらっしゃる先生がおられたら、ぜひお読みください。自信をもってお勧めします。 |